今日は午後から、ドーニというモルディブの船で、ドロップオフに潜ります。ですがその前に。ダイビング・センターへ行くと、まずは試験です。試験といっても学校で言えば小テストのようなもので、20分もあれば回答できてしまうような選択形式のもの。これで合格・不合格を判定するという性質のものではなく、間違えてしまった箇所を、再度インストラクターに説明を受け、理解できたと署名すればOK。 必死になって、昨夜旦那と勉強したので、正答率は高かったですが、試験の軽さに拍子抜けしてしまいました。
けれど、命の関わるダイビングです。試験が簡単だからといってそれに甘んじることなく、知識はきちんと体得する必要がありますし、次回、ダイビングをする時には、復習してから望まなくてはと思いました。
私はこの時まで気がつかなかったのですが、インストラクターさんの好意で、必要な実習は全て昨日のうちに終えてしまっていたのです。どうりで進度が速かったなぁ〜と思ったんですよ。スクーバダイバーに必要な箇所の実習が全て終了していることには気がついていたのですが、再度復習のための実習が必要なんだと思い込んでいたので。
最後にダイビングを楽しんでもらい、いい思い出を作れるようにと、実習は全て終えてくれたのです。だから今日は、純粋にダイビングを楽しむのみ!
ドロップオフまでドーニで走ること30分。潮の満ち引きに応じて、サンゴ礁を傷つけないように走るため行きと帰りとではルートが違うとお話していました。体験ダイビングではありませんから、自分の機材は自分で責任もってセッティングします。ゆれる船内で準備を整えるのは本当にひと苦労。ボンベが重いのです。
初めてのボートダイビング。また不安に刈られて息が上がってしまうのではないか?と思ったのですが、もうそんなことはありません。海はどこまでも青く透明で、恐怖より期待の方が大きく膨らんでいます。インストラクターの指示で、とぷんと海中へ・・・目の前に広がる光景は、すっすごい・・・「絶句」です。
右側にそそり立つ壁があり、その脇の海流の中を流れに沿って流されていきます。上を見上げると赤い小さな小魚の群れが、私たちと同じように流れに沿って移動していますし、青い魚の群れが、海流に逆らうように逆方向へと私たちのすぐ脇をすり抜けていきます。
インストラクターがボンベを叩いて音を出し、私たちの注意を惹きつけます。彼女の指差す方向を見ると!ナポレオンフィッシュ!!
ダイビングの感動は、文章で表現することは決してできません。よもやこんなに本格的にダイビングをすることになるとは思いませんでしたし、また仮に予定していたとしても、ハウジングまで買ってデジカメを用意しようとも思わなかったでしょう。けれど写真を撮れなかったことをとても後悔しました。
さて、つつがなくダイビングができたようなお話になっていますが、私は決してつつがなくありませんでした。自分の肺を使って、水深を維持することができないのです。
息を吸うとどんどん浮いていってしまうし、インストラクターの「息を吐く」のサインを受け息を吐くと、今度はどんどん沈んで行ってしまいます。息を吐ききってしまっているから、苦しくって息を吸うとまた浮上。しかもその間、海老みたいに丸まってみたり、サンマみたいに真っ直ぐになってみたりを繰り返して、糸の切れた凧のように、水中をフラフラしてました。
この、「水深を維持する」ことはできないと危険なので、 いずれできるようにならなくてはなりません。慣れとのことですが、自分の肺をこんなに意識することというのも陸上ではありえませんので、貴重な体験でした。
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