モルディブウェディングセレモニー

タージ・エキゾチカのウェディングプランには、フォトツアー後にサンセットクルーズのサービスがあります。

照れ屋な日本人ですし、その中にあって、尚、照れ屋な私たち。それに遅い結婚で、決して若くはありませんから、これでもかこれでもかとロマンチックな企画を用意されても、正直受け止めきれないなと思っていました。

陽が傾き、空はうっすらとピンク色に染まってきています。フォトツアーを終えた私たちは、桟橋からスピードボートに乗り込み、ボートのデッキに座らされました。衣装を汚さないようにの配慮かと思うのですが、座るところにはバスタオルが敷いてあります。少し横滑りするな〜と思いつつ、スタッフから差し出されるシャンパングラスを受け取り、まずは旦那と乾杯。

こんなシチュエーションでした

私のイメージでは、ゆったりと進むボートの上でシャンパンを飲みながら二人で会話を・・・というものだったのですが、スピードボートなんです(笑)。発進と同時にどんどんスピードを上げていくボート。右手にはシャンパングラス。左手は、つかまるところが無いので、手のひらを吸盤のようにして、ボートの縁にべったりとくっつけて、もう二度と離すことなどできそうにありません。

風を切るように進むボート。私たちを怖がらせるためにスピード出しているんじゃないだろうな？と思うようなスピードで、よもや振り落とされるんじゃ???っと不安になります(笑)。一応泳げますが、ドレスのまま海に落ちたら、溺れないで済む自信はありません。

それでも慣れてくると、景色の素晴らしさに目を奪われます。神々しいほどの景色です。同乗しているスタッフの方が、とても嬉しそうに、景色の説明をしてくださいます。あまたあるリゾートの中で、自分が働いているリゾート地に誇りを持っているらしく、それはそれはとても細かく説明してくれるのですが、英語なので正確には聞き取れないことと、ボートのモーター音で声もかき消されてしまい、せっかくのお話でしたが、様子くらいしか判りませんでした。

途中、このスピードの中、無理ですっ！と思うのですが、フルーツを差し出されたりしながら、ちょっとだけ怖かったクルージングも無事に終了です。

写真だけ見ると優雅に見えますが、結構スリル満点!!でした(笑)