午前中にシュノーケリングセットを借りに行ったところで、ダイビングライセンスを取ることを決意!二人で申し込みをしたのですが、帰国までの時間を考えると、トレーニングを出来るのは今日と明日の二日だけ。時間が足りないので、スクーバダイバーまでしか取得できません。
ああ、昨日のうちに初めていれば・・・と後悔先に立たず。でもやらないよりはやった方がいいのもまた真実ですので、二人でスクーバダイバー目指して頑張ることになりました。
テキストとDVDを渡され、午後の開始時間までにここまでのビデオを見ておくようにと指示を受けます。早速部屋に帰ってDVDを見ることしばし。ふむふむ、内容的にはなんら難しいところはありません。簡単な小テストもあるということですので、旦那と覚えた内容をお互いに確認し合います。
指定の時間にダイビングセンターへ行くと、早速実習の開始です。機材の扱い方の確認をしながら、本来であればプールなのでしょうが、ここはモルディブ。全て海で基礎実習を行います。 知識的な部分については、スクーバダイバーの程度であればすぐに覚えることができるのですが、テキストに書いてあることと同じことができるかというとそうはいきません。
まずは浅いところで、自分の浮力の変化を体感します。確かに息を吸い込めば身体は浮いて行きますし、息を吐けば沈んでいきます。けれど一定の浮力を保てるかというと、これがなかなか難しいのです。慣れだからと言われましたが果たして私にできるのだろうか?体育会系の旦那は自分の身体を思うように操ることに長けているので、与えられる課題をそつなくこなしていきます。
ライセンスを取る以上は、緊急事態に備える訓練が必要になりますが、これにはさすがに恐怖感がありました。
私たちは、以前バリ島で体験ダイビングをしたことがあるのですが、水中に行くとき、レギュレーター(水中での呼吸装置)をくわえているので、酸欠になるはずが無いというのは頭では分かっているのですが、必ずパニックを起こしてしまい、息があがってしまった悪夢がよみがえります。
レギュレーターや水中マスクが外れてしまった場合の対応や、空気が少なくなった状態のシュミレーションを行うのですが、これが怖いのなんの・・・
ただでさえ恐怖感があるのに、これから緊急時の対応の実習をするんだと思ってしまったことで、息が上がってしまい、水面でパクパクしながら、インストラクターに「私は無理です。主人だけでもライセンスを取らせてあげてくださいっ!」と叫んでいました。人を安心させる行為って言葉では無いんだなと思ったのはこの時です。大丈夫よ、安心してという言葉に合わせて、インストラクターはヒタっと私の眼を見つめます。すると呼吸が落ち着いてきて、大丈夫だ、怖くないという気持ちになり、やがてそれが私も頑張ろう!という気持ちに変わっていきます。すごいなぁ〜と感心してしまいました。
空気が無くなるとどうなるかを知るために、インストラクターが、水中でボンベの栓を敢えて閉めるという実習がありました。「無くなった!」とサインを送れば、すぐに栓を開けてくれるのですが、これは本当に怖いです。たかだか3mの上の水面がとても遠く感じました。
なんだか進度が速いなと思いながら、次々を実習をこなしていきました。
夜は、残りの講習DVDを見るように、明日テストをするからねと言われ、部屋で旦那と一緒に勉強会です。
これがテキストです
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